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es エス [映画・動画]

2001年ドイツ映画
日本公開2002年
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
原題:Das Experiment、英語題:The Experiment。
原題および英語題は「実験」の意味。
邦題「es エス」はドイツ語で「それ」。

スタンフォード監獄実験(1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われた)を元にしている。
解説:1971年に試みられた心理実験を描いたシチュエーション・サイコ・ムービー。監督は本作がデビューとなるオリバー・ヒルツェビゲル。出演は、「ラン・ローラ・ラン」「ルナ・パパ」のモーリッツ・ブライプトライ、「アイネ・ジルベスターナハト」「代理人」のクリスティアン・ベッケル、「タイガー、ライオン、パンサー」のオリバー・ストコフスキー、「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のユストゥス・フォン・ドーナニー、「女薬剤師」「マリアンネ・ホッペー女王」のマレン・エッゲルトほか。2001年モントリオール国際映画祭最優秀監督賞、同年ババリアン映画賞最優秀監督賞・最優秀撮影賞・最優秀脚本賞、同年ドイツ映画賞最優秀観客賞・最優秀金賞、同年ベルゲン国際映画祭最優秀観客賞受賞。(キネマ旬報より)
その実験とは大学の地下に作られた擬似刑務所で20人の男達を「看守」と「囚人」に分け、それぞれ与えられた役になり切り二週間生活するというものであった。 タレクは、2週間で4000マルク(約2000ユーロ、25万円)という高報酬と、刑務所の囚人の疑似体験という実験の特殊性が良い記事になると思い実験の様子を秘密裏に取材し、録画する為の超小型カメラを眼鏡に仕込み実験に参加する。始めの日は両サイド共に何の問題も無く和やかな雰囲気で過ごす。しかしその後、些細ないざこざから端を発した看守側と囚人側の対立は、徐々に深くなってゆく。実験の主催者である教授に対し彼の助手たちは、実験の続行は危険だと判断し実験中止の要請を再三に渡り行う。だがこれらの要請は教授によって全て拒否され、この実験は最終的に、2名の死者を含む多数の死傷者を出す惨劇へと変貌して行く。(wiki-esより

なお映画は実際のスタンフォード監獄実験とは相違点がある。スタンフォード監獄実験には死者はいない。

予めお断りしておくが、この映画は年齢制限はないが、ストレス耐性の低い方は観ないほうがよい。「お子さま」は見ないほうがよい。youtubeにはトレイラーがあるが念のためこのブログに貼り付けないことにした。
URLだけ記しておく。
http://www.youtube.com/watch?v=QdTafti2wdY
"das experiment"で検索。


さて映画を観たのは、もちろん、スタンフォード監獄実験を理解するためである。ただし繰り返すがこの映画はスタンフォード監獄実験と同じではない。

スタンフォード監獄実験については前々から書こうと思っていた。集団心理、社会心理を知るためのトピックスのひとつである。

詳細は以下のサイト記事から。
X51.ORG
情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”とは
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